シホ*ブログ

フリーアナウンサー井内志保のblogです*
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ホテル・ルワンダ

終始、愕然としてしまいました。
涙も出ない、ことばも出ない。

先週の中継でお邪魔したカンボジア料理店"アンコールワット"。
そこで聞いたカンボジアの内戦話が、ルワンダと似ていて、
胸が締め付けられるような気分になったのです。

"アンコールワット"のオーナー家族は、
ポル・ポトの大量虐殺から逃れるべく、
難民となって26年前に母国を去りました。
中継に出演してくれた息子さんは当時10歳。
このあたりは中継でも簡単にご紹介しました。

子供は国が管轄していたため、
大人より子供のほうが力があったカンボジアでは、
6歳から学校では武器の使い方しか習わなかったそうです。
子供だから、気に入らないことがあると、
すぐに銃口を相手に向ける。 だからよく人が死ぬんですよ、と
息子さんは笑顔で話した。
いくら日本語ぺらぺらだからって、
そんな少年時代の暗い記憶は消し去れないだろう。

父であるオーナーがもともと日本企業と取引をしていたこともあり、
彼らは日本に逃れた(日本に来るまでにも、タイなど3ヵ国に逃れた)。

ルワンダでもそうだったけど、そういう繋がりがあれば
逃れられる可能性がある。
でもなにもない一般の人は、理不尽な理由で殺される。
他国や国連はどこまで介入してくれるのか、
いつ終わりがくるのか、不安を恐怖を抱えながら助けを待つ。

これが現実に13年前にあった出来事なのだと思うと、愕然とする。
でもどこか、映画の中の話と思っているのも確か。
だけど、いまでも同じような現状のところがあるんだよね。
日本だって、地域での差別が残っている場所だってある。
どうすればいいんだろう?

映画を見た直後はそう思っていても、
世界中の人々はまた忘れて日々を過ごす
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眉山

阿波踊りのシーンで、金子賢さんの横を兄が踊ってます。
よ、4秒程。
金子さんの着付けもしたそうです(着付けシーンがあるわけではないです)。

同じ顔なので(笑)、映画をご覧になる際は、
ぜひチェックしてみてください☆
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